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■ 化学物質過敏症 キッチンリフォームその後。。

2013.04.06.14:35

衣・食・住 が輪(和)になって。。
AA STUDIOの『和』の暮らしと、木と土の昔ながらの家づくり日記

■ 化学物質過敏症 キッチンリフォームその後。。
http://aastudio.jugem.jp/
転載開始
・・・・・☆
先日の化学物質過敏症をとりあげたテレビ愛媛の放送は、まさにM邸のキッチンリフォームのことでした。
実はまだ私はテレビ放送を見てはいないんだけど、ビフォー・アフター的にキッチンのリフォーム例をのせていただいたようで番組を見た人にとってはビジュアル的にも化学物質過敏症とその引き金となる環境について説得力があったのではないでしょうか。

さて出遅れてのブログ紹介となります。まずはその後の様子。
大工さんによって室内壁は板張り工事をおこないました。
今回は杉の白太部分のみをつかった杉板を使用。

杉材に反応する過敏症者は多いのですが、匂いの少ない堅木類となると値も張ることもあって、まずは手近で入手できる安価な材を探しました。
杉は赤身の部分に油が多く当然匂いもその部分に杉特有の揮発臭がします。なので杉は杉でも白太部分のみのサンプルを取り寄せました。

Mさんは当初から杉の匂いがダメではないかと気になっていましたので、用心のうえに用心をしてサンプルを準備してしばらく手元で身体への負担を確認してもらいました。

その結果、大丈夫そうと判断。
もしダメなようなら柿渋で封止をしようという事になり、柿渋も念のためにサンプルで確認。化学物質過敏症の方々のリフォームは、確認・確認・確認。これ抜きには考えられません。

一度にわっと急ぎでやってしまうのが、まず一番の失敗のもと。
急がば回れとは過敏症者のための言葉でもあります。
安心して息を吸う場所もない過敏症者にとって焦る気持ちはよく分かるのですが・・無駄にお金を捨てるか、悪化するか、運良く大丈夫?といった危険な賭けになります。



さて大工さんによって板張りをしてもらいます。
今回は下地の封止はおこなわずいきます。

築20年以上経っているということで、下地の揮発物も少なくなっているだろうと判断しました。
ただ先日の解体で出てきたパナホーム仕様の板はちょっと匂いがキツイと判断、そこだけはアルミで急遽封止対策をおこないました。
こういった見極めが化学物質過敏症対策には大切となります。

その点においては、私自身の暮らしも日ごろケミカルな物をほとんど使わない暮らしをしていることもあってケミカル臭にはとても敏感な私たち。
そんなこともあってこんな所で日ごろのケミカル不使用な暮らしが役に立ってます

たぶんそこら辺の化学物質過敏症の方々より、ケミカルを使わない暮らしをしています。
う~ん、住環境整備+暮らし指導もしていかなければいかんのかなあ
過敏症者でも見ても見てられない暮らしをしている人も多いですから。

大工さんの方はいつもはボード仕事・合板仕事には一切手を染めない、伝統建築を作っている大工さん。
私の無理なお願いに、こんな大工冥利とはかけ離れた仕事を引き受けてくれることに。
おかげで板張りでほぼ完璧な封止効果が出たみたいで、過敏症中度の患者さんも確認をしてくれて「ぜんぜん体調不良がおこらなかった」と大工さんの丁寧な仕事に感動をしていました


そして兼ねてから製作していたキッチン台の設置です。
ステンレス天板の下地は、当然、合板ではなく無垢の天然素材です
オールステンレス エコキッチン最高級の安心といった謳い文句で、しかも化学物質過敏症対策キッチンといった誇大広告のクリナップとは対照的に、見えない下地までちゃんと無垢の木をつかっていますよ


ステンレスにしても出来ない物がないというぐらい特注製品で好きな造りにできます。
もちろん日ごろから特注ステンレスでお世話になっている方々だからこそ無理難題にしっかりと答えてくれるのでもあります。

通常は合板下地にボンド接着によってステンレスのポコポコ感を無くすのが普通のよくあるキッチン。クリナップの『最高級の安心のエコキッチン』もこれでした どこが最高級なのか・・普通やん

化学物質過敏症者用のキッチンには合板およびボンドは使えません。だからこそ見えないところに工夫が盛りだくさんなのです。
安全だったら少々は見た目や使い勝手が悪かろう~では、職人達は納得しません。
やっぱりそこが職人です。少しでもいいものをつくりたいと、ボンドを使わないことで生じる不具合を精一杯アイデアでカバー。

なんてことない普通だったらコーキングひとつで逃げれる仕舞いを、そう簡単にはいかないのです。考えれば建築はコーキングだらけです。

もちろんコーキングで逃げるのが当たり前のようにコーキングを使います。
でないと隙間が当然あちこち空いて隙間からゴキブリやらが入りやすいキッチンになります。
そういった事を見えない裏で、あーでもない、こーでもないという話し合いがされてキッチンが出来上がりました。


一言でいえば、本当は化学物質過敏症でない物づくりのほうが、ずううううーーーっと楽・らくなのですでもそれじゃあ駄目なのです。物づくりの現場が変わっていかないのです

次の段階は如何に安全な物づくりをしていけれるかという段階に入らなくてはね。
当たり前のように安全な物がある社会にしていかなければいけないのです。

おかげで職人さん皆勉強させてもらってます。
過敏症者の仕事なんて引き受けない限り、職人さんたちはそんな病気があるのかさえ身に染みて理解ができません。
仕事をすることで職人たちは肌で理解をしていくんだと思います。


過敏症者のサンプル探しに木材屋さんを数軒あたったのだけど、どこもが突き放すような考え方にちょっと唖然としました。心の病?過敏症は考えすぎの宗教?商売にならない・・ 
こんな時にその会社の本当の姿勢が見えてくるものがあると感じました。

本当は誰しもが『安全』な社会を願うはず。
でも現状はまったくの逆です。
見渡せば『安全』は二の次三の次で安全な物を探すほうが難しいです。

それだけ社会の価値観には、まだ『安全』という言葉がないのです。
でもそれは消費者自身も値段だけで物を買ったり、便利さだけで物を選んだり、デザインだけで決めたりしているという事も、こういった社会をつくる大きな原因のひとつとなってます。
さてあなたの欲しい物は・・?あなたはいつもどんな基準で物を買ってますか・・?

長くなりそうなので、キッチンリフォームのその後の様子はまたの次回に。
話の続きが聞きたい方は、下の『いいね』をクリックして、広めてくださいませ~

転載終了
・・・・・☆

難問をクリアーしながら、確実に工事が進んでいます。
さぁ、どんな進展があるでしょう。
次回をお待ちします♪
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2013.04.06.17:35

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プロフィール

ままさん

  • Author:ままさん
  • 発症は2000年。きっかけはシックハウス?中枢神経障害に悩まされつつ、欲張らないよう言い聞かせての日記です。
    高知県南国市在住・60代・女性

    ゆるゆると、回復への道を歩いています。
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